AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

人骨研究(者)

篠田氏の研究成果の「還元」

今夜拾った日本学術振興会の(米国)ワシントン研究連絡センターでのものらしい篠田謙一氏の2012年のプレゼンテーション資料。 アイヌ民族の皆さん、「アイヌ集団の形成」について、まずはアメリカへ(そして世界へ)と研究の還元を行ってくれていますよ。北…

非公開時メッセージ(6/8):北海道新聞「水曜討論」

こういうまとめ(https://togetter.com/li/1117914)があると、読者が教えて下さった。「この男をアイヌ政策から取り外すのが早急な課題だ。」Agreed! 篠田氏は、日本人類学会会長になっていたのか! 日本人類学会も落ちたものだ。 数日前に、NAGPRA体制下で…

笑止千万(アイヌ遺骨のDNA鑑定と今後の調査研究の在り方)(w/ P.S. X 15)

今日(23日)は、世の中が3連休初日ということもあってだろうが、アクセスも少なかったし、このまま今年は終わろうと考えていたのだが、読者からのメールにせっつかれる感じで、他の読者への周知がてら少し書いておく。 直前投稿の題名を後から変更したのは…

「当ブログの考え方」を更新します――アイヌ協会へのお願い(w/ P.S.)

昨夜、オバマ大統領の決定で、少なくとも来年1月のトランプ大統領就任まではひとまずDAPLの建設が阻止されることになった(1つ前の記事)という報道に接し、大統領の権力という昔研究していたテーマを思い出しながら、ブログも年内は休止できるだろうと考…

アイヌ民族とアボリジニの遺骨(w/ 3 postscripts)

先日、こちらの記事のP.S. #3を書いた時にweb上で読めなかったので(月に5本の無料記事を超えたから)取り込めなかったけれど、毎日新聞でも「アイヌ遺骨:豪州にも アボリジニの遺骨と交換か」(2016年09月03日)という記事が出ていた。北海道では2日に出…

北海道アイヌ協会、加藤理事長:「発掘された時の姿に戻すことが、あるべき慰霊の姿だ」(w/ P.S.)

数日間ブログを書くどころではない状況なのだが、その間に下の新聞記事のような行事があったようだ。2つ前の「議事概要」の記事を書き直して出すからと、ある読者にお知らせしたままになっていたのも気にかかっているが、それはもう少し状態が良くなってか…

Alert, alert!(警鐘)――「アイヌ人骨・副葬品に係る調査研究の在り方」(その3)

「ラウンドテーブルメンバー以外の、多くのアイヌ・・・との議論」が求められている 「これからのアイヌ人骨・副葬品に係る調査研究の在り方に関するラウンドテーブル(中間まとめ)」であるが、先住民族としてのアイヌ民族の権利の回復にとって危険な内容を含…

「アイヌ人骨・副葬品に係る調査研究の在り方」(その2)(w/ P.S.)

こちらの記事のP.S. #3で言及したコメントの掲載許可が届いていたのだが、前述の通り、31日を過ぎていたので、私の預かりとしておいた。第7項目は既に取り上げたので、他の6項目をここに貼り込んで、それぞれに私の簡単なコメントを付すことにする。また、…

「これからのアイヌ人骨・副葬品に係る調査研究の在り方に関するラウンドテーブル(中間まとめ)」(w/ P.S. 3つ)

標記の文書を読んで、全体の批判的考察を書き留めておこうと思ったのであるが、「中間まとめ」の段階でもあるし、下記の引用のように、「ラウンドテーブルメンバー以外の、多くのアイヌ、学協会関係者との議論を通じ」て最終報告――1年くらい先になるのだろ…

政策会議の最近の動き

第25回の作業部会から追うのを止めていたけれど、取り敢えず、後の便宜のために。第25回「政策推進作業部会」議事概要象徴空間及びその主要施設の正式名称について(↓↓↓) 平成28年5月13日 内閣官房アイヌ総合政策室 本日開催された第8回アイヌ政策推…

「大学が保管する特定遺骨等の返還に関する手続の詳細について(意見のまとめ)」

またまた、読者からのご教示である。⇒「大学が保管する特定遺骨等の返還に関する手続の詳細について(意見のまとめ)」 第23回政策推進作業部会で言及されていた文部科学省の検討部会の資料である。「意見のまとめ」ということだが、これが最終文書というこ…

「意見聴取」の謎

巷では「なりすまし」という言葉が流行っているようである。そこまでとは言わないが、先の第19回政策推進会議で「意見聴取」に応じた日本考古学協会の「代表」が誰なのか、謎である。前に指摘したように、「議事概要」の出席者欄にも、概要の本文にも、どこ…

「破壊検査」vs.「試料の抽出行為」

標題は、盗掘遺骨のDNA鑑定に関する北海道アイヌ協会による説明にある言葉である。 破壊検査は試料の抽出行為と置きかえるべきであり、これが実態に即している用語であると考える。http://don-xuixote.hatenablog.com/entry/2015/03/19/003434 1つ前の記事…

「権力の象徴としての人骨」(ラリー J. ズィマーマン)

NAGPRA制定前夜、考古学者が同業者の「利益」に訴えて、同業者向けにアメリカ先住民族の「考え」の正当性を承認して「妥協」することを勧めた論文の結論。だが、北海道アイヌ協会の「高邁な考え」は、これを超越しているのかな? 下線は追加。 If the law an…

今週のトピックス(8/10-16)

2014-08-14:怒りのコメント 北大開示文書研究会の「さまよえる遺骨」ブログに同会共同代表の殿平氏がコメントを投稿されている。⇒http://hokudai-monjyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-c835.html#comments それにしても、よくも平穏に閉会したものだ…

あまりにも呆れた「人骨学者」の発言

ある方が書き起こしてくれた質疑応答の記録を途中まで読んで、怒りが鶏冠に来てしまった! 読者限定のブログで書いてもしょうがないから、平日だが、こちらに投稿しておく。 「科学者」が、こんないい加減な発言をしていてよいのか!? アメリカやオーストラリ…

再び、「2014年 国際先住民の日 記念事業」について

来週末の「ハイライト」に収めてもよかったが、公開しておくことにした。 北海道アイヌ協会主催の「2014 国際先住民の日記念事業」が近づきつつある。今年のシンポジウムは「人骨研究者たちの反攻」であろうと、前に書いた。「蜘蛛の巣トラップ作戦」という…

6/30-7/11のハイライト

第1回は、特別に約2週間分(6月30日~7月11日)の投稿からの抜粋である。★2014-06-30:遺骨のDNA研究の行き着く先は? 8月9日の北海道アイヌ協会主催「記念事業」に関して。 遺骨の遺伝学研究がもたらすさまざまな影響について研究している学者は北大…