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AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

北米先住民族

オバマ政権の土地復元政策

「有識者」や「シンクタンク」について書いておかねばならない事があるが、なんとなく年末年始には書き難い。この記事も、「もういいか」と思って20日の深夜に引っ込めておいたのだが、今年最後の皮肉も込めて紹介しておこう。ノースダコタ州のフォート バー…

"Amazing Grace"

16~17日にかけての夜、これを聴いた。(彼女たちの歌を聴くときにいつも思うのである。なぜ、Celtic Womenではないのかと。ここでも"misleading"だとまでは書いているのだが、なぜなのかは書いていない。) Celtic Woman - Amazing Grace posted by CelticW…

9月末~11月上旬の米国遺骨・文化遺品返還事情2題(w/ P.S. 6つ)

①米国国立公園局は、9月下旬にインディアン トライブおよび先住ハワイイ人組織への「祖先」と文化遺品の返還の支援としてインディアン トライブと先住ハワイイ人組織に287,785ドルを助成金として提供することを発表した。7月にも同公園局は同じ目的の助成…

アメリカ退役軍人が跪き、先住アメリカ人に赦しを乞う

昨夜、直前の記事にP.S.で入れた部分を別投稿にしておく。よって、「昨夜」は「一昨夜」、「今夜」は「昨夜」と読まれたし。 昨夜、500台以上の車両でおよそ2,000人の「退役軍人や支援者たちがスタンディング ロックに到着という映像も見ていたのだが、オバ…

マリーさんの辞書

植民地化によって失われかけている母語を保存するために一人で辞書を作った最後の話者、マリーさんの7年間に及んだプロジェクト。 See One Woman's Amazing Project to Save a Vanishing Native American Language.★トランプ次期大統領:投資ではなく政策に…

スタンディング ロック スー トライブ評議会の音声議事録(w/ 4 postscripts)

2014年9月30日に行なわれたスタンディング ロック スー トライブの評議会とエナジー トランスファー パートナーズ社の代表との話し合いの音声記録がスタンディング ロック スー トライブ評議会によって2016年11月17日に公開されている。DAPL企業のCEOの発言…

Standing Rock in November(今月のスタンディング ロック)

最近は警官隊やモートン郡の側からのYouTube投稿が増えている。それらに興味のある方は、YouTubeへどうぞ。 今月初旬から投稿日順に貼り込むことにする。貼り込んで保存しておきたい投稿が他にもたくさんあるが、あまりに長時間のものや逆に短すぎるものを省…

2度も3度も美味しい国立アイヌ民族博物館のレストラン(w/ P.S. 6つ)

先日、「理事長の動向」――特製ランチ「大地の味」を試食しましたの投稿から「理事長の動向」サイトの写真を見てきた方が、卓上に並べられた何枚かの名刺に注目して、商談も含まれたビジネスランチだったようですねというコメントを戴いていた。私は、レスト…

スタンディング ロックでのマオリのハカ/スピリット ケイヴ マン続報(+P.S. 4つ)

P.S.にするべきか、新規投稿にするべきか・・・。 久しぶりに流し台の下のタンクの中を覗き込んだらバカバカしくなって、Enyaの"Lazy Days"でも貼り込んで、しばらくそのままにしておこうかと思っていたのだが、マオリの人々がスタンディング ロックの前線で自…

インディアン再組織法(IRA)

どこか他所で"IRA"を目にしたという読者へ。 ●インディアン再組織法と制約された自治 今日のインディアン トライブの構成員資格剥奪の問題をより広い視野で理解するために、連邦インディアン政策と法における歴史的に重要な出来事を概観しておくことは有益で…

FSCジャパンと北海道アイヌ協会の合意?

「メディアが報じないこと」としてP.S.に入れようと考えていたのだが、新規投稿にしておく。 アイヌ政策推進会議の第8回会合で、北海道アイヌ協会が次のような報告と「お願い」を出している。 ロンドン、リオデジャネイロ同様、東京オリンピック・パラリン…

知事による150年目の謝罪(加筆修正版)

コロラド州のジョン ヒッケンルーパー(John Hickenlooper)知事によるサンド クリーク虐殺に対する謝罪(2014年12月3日)。CATV 47 COLORADO GOVERNOR SAND CREEK APOLOGY posted by CATV47 Today we gather here to formally acknowledge what happened, …

日本のメディアは、いつまで「酋長」を使うのか!(w/ P.S.)

今になって初めて指摘するのではない。もう何十年も前から言ってきた。だが、書くだけで腹が立つから、ここではあまり書いてこなかった。 コミッショナー 先住民族ロゴ問題に言及「球団オーナーと検討する」 スポニチアネックス 10/27(木) 13:27配信 インデ…

諸外国へ持ち出されたアイヌの「祖先」の帰還先について(w/ 6 postscripts)

10月25日の毎日新聞(東京朝刊)に「アイヌ遺骨 学者間で『流通』か 英独露、多様な『人種』収集 日本もネットワークの一部」という記事が載っていた。 このブログで既に何度か取り上げてきたが、欧州にあるアイヌ遺骨をめぐる動きを見ていると、何か変であ…

長老派教会、寄宿学校での先住民族の児童・生徒への虐待に対して謝罪

Presbyterian Church apologizes for abuse of Native students October 28th 9:16 pm | Shady Grove Oliver, The Arctic Sounder 長老派教会(Presbyterian Church)の代表が、アラスカ州フェアバンクスで行われたアラスカ先住民族大会でアラスカ、ハワイイ…

ヒラリー クリントン(Hillary Clinton) on DAPL(w/ P.S.)

今のところ次期アメリカ大統領に選出されそうなヒラリー クリントン氏が、ここにきてようやくDAPLに関する声明を出した――中身は空っぽ。Hillary Clinton finally releases statement on Dakota Access Pipeline In Politics by Jamie Peck / October 28, 201…

In Fight Over N.D. Pipeline, Tribe Leader Calls For Peace And Prayers

In Fight Over N.D. Pipeline, Tribe Leader Calls For Peace And Prayers October 27, 20164:44 AM ET Transcript: here

カナダ国名と州・準州名の起源~「北海道150年」の前に

昨夜、ここに貼り込んだチーフ ドナコナとジャック カルティエに関する2本の映像を再び見ながら、カナダの国名の起源について語られていることに注目した。思えば、私たちの世代はアメリゴ ヴェスプッチとアメリカという名称の関係については学校で習ってき…

スピリット ケイヴ マンの返還と再埋葬

アメリカ連邦政府の官報であるFederal Registerに掲載された内務省国立公園局の2016年10月18日付け告示によれば、通称「スピリット ケイヴ マン」の遺骨(ミイラ)と関連埋葬品がファロン パイユート-ショショーニ トライブ(The Fallon Paiute-Shoshone Tri…

アムネスティ インターナショナルUSA、オバマ大統領にレナード ペルティアー氏の恩赦を要請

少し時間が経ってしまったが、40年間(現在はフロリダ州の刑務所で)服役中のレナード ペルティアー*1(Leonard Peltier)氏が9月12日に72歳の誕生日を獄中で迎えた。 同日、アムネスティ インターナショナルUSAが、オバマ大統領に同氏の恩赦を求めるビデオ…

「2度おいしい」特製ランチ(加藤理事長の名言――その?)/地名の脱植民地化/米国50州の名称の起源

センチュリーロイヤルホテル 「北海道命名150年」 アイヌ料理を提供/北海道 毎日新聞2016年10月13日 地方版 センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区)は、2018年の「北海道命名150年」の記念事業に向け、「北海道」の名付け親で幕末の探検家、…

「ネヴァダ先住民族国土地法」(続報)/第27回(アイヌ)政策推進作業部会/先住民族言語の復興・教育(rev.)

友人のためにも暫くブログのトップ画面をそのままにしておきたかったのだが・・・。 7日、オバマ大統領が先にここで紹介したNevada Native Nations Land Actに署名した。先の記事には、林野局からショショーニ-パイユート トライブズに戻される82エーカーのこ…

ホーシャラガ ロックとマギル大学、そしてチーフ ドナコナとジャック カルティエ(w/ 3 postscripts)

9月22日にガナワーゲのモゥホーク評議会からプレスリリースが届いた。その日のうちにここで紹介しようと思ったのだが、最近取り上げて来たトピックスの方を優先した。(とうとう8本連続で海外情報を投稿するというブログタイトルからの「脱線」となってし…

地名変更/「先住民族の日」/考古学調査/人権博物館

★デヴィルズ タワー 上の写真の地は、日本人の多くにも見覚えがあるだろう。特に私たちの世代には、スピルバーグの1977年の映画、「未知との遭遇」(Close Encounters of the Third Kind)に登場した場所として記憶されているかもしれない。この場所は、非先…

ネヴァダ先住民族国土地法(Nevada Native Land Act)/「インディアン信託財産」訴訟の帰結/「ケネウィック マン」埋葬へ

☆ネヴァダ先住民族国土地法(Nevada Native Land Act) 1つは、「連邦議会、ネイティヴ土地法を可決(Congress passes Native Land Act)」と題されたニュースである。 2人ともネヴァダ州選出であるが、共和党のマーク アマデイ(Mark Amodei)下院議員と…

「聖地および文化的景観としての先住民族の祖先埋葬地の保全に関する宣言」(w/ P.S.)

1つ前の投稿は引っ込めてしまったけれど、本当のところは、新薬開発の問題は、先住民族の文化や権利に関して「まったくの番外編」ではなく、医薬品業界や研究者(と場合によっては国家)によるバイオプロスペクティングの問題と深く密接な関係がある。これ…

先住民族の権利に関する国連宣言採択から9周年(w/ P.S.)

0時を回って9月13日になった。 11日の午後、ニューヨークの国連本部であと24時間弱で始まる「9周年記念記者会見」のお知らせを備忘録的に投稿しておいたのだが、ほとんど必要な人はいないだろうと思って削除した――関心を持っている人は自分で探すだろうし…

サハリン アイヌの遺骨返還/国境で分断された北米先住民族への遺骨・文化遺品の返還

今月上旬、北海道アイヌ協会がドイツの博物館からアイヌの遺骨の返還を求めるという毎日新聞の報道があった。その返還交渉、特にロシアのサハリンで収集されたというアイヌの遺骨の返還交渉がどのように進められるのか、とても興味深い。 毎日新聞の記事が、…

強制移住と土地・資源(付録)―ナヴァホの「ロング ウォーク」

数日前、ある学習会を終えた方々が連絡を下さり、短かったけれども、初めての方を含めて数人の人たちとお話することができた。 とても因縁めいている感じがするのだが、その時、私は、ナヴァホ民族に関するある本を読んでいて、ちょうどその中の「ロング ウ…