AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

出さない?出せない?議事概要

 政策推進作業部会の第2回会合が11月14日にもたれた模様だが――12月2日には第3回会合がもたれてもいる――議事概要は、これを投稿する時点で、まだ「作業中」らしい。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/kaisai.html

 第2回の議事は、次のようになっている。

(1) 「北海道外アイヌの生活実態調査」を踏まえた、全国的見地からの施策の展開について
(2) 大学等におけるアイヌの人骨の保管状況等の把握について
(3) 国民理解を促進するための活動について
(4) その他

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/seisakusuishin/dai2/gijisidai.pdf

 たった2時間の会議の議事録、しかも「概要」にもかかわらず、なぜ1ヶ月半たった今も公開できないでいるのか。怠慢によるものなのか、それとも文言の調整・操作に手こずっているのか。

 明日28日は御用納め(仕事納め)であるが、明日中に出るのかな? それとも、とうとう年を越してしまうのか。

 「議事概要」の公開時期だけでなく、その内容も問題だ。少し前に、ある方から「報告書」を「英訳するぐらいの閑があるのなら、議事録の内容そのものをまず充実させればよいのではないかと思います」というメールを戴いた。本当に、その通りである。「報告書」は恐らく外部発注なのだろうから、担当者がそれに時間を取られて「議事概要」ができないなんてことはないのだろうと思うが、どうだろう。

 こうする間にも着々と北海道「国立博物館」構想は進んでいるようである――「民族共生空間」などというスローガンの下に。文科省をはじめとして政府は、大学等に保管されているアイヌ民族の遺骨に関する調査を行なうようであるが、来年は、博物館構想を飲み込ませるために、喉に刺さった骨をいかにして抜こうとするのか、非常に注目すべき展開が見られることだろう。

 因みに、子どもの時には、喉に魚の骨が刺さったら、ご飯を一口飲み込むと良いと言われたが、実際には、それは良くないそうである。刺さった骨はきちんと抜いてから、次の一口を食べることである。


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/20111228/1325006673

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