AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

時を隔てた2枚の写真は何を語る?

 数日前に、こちらを見た。同日の夕刊にも出ているようである。朝日新聞も、よくぞこの写真を載せたものだなと感心した。わが輩には、ずい分前に見たことのある写真が思い起こされた。著作権侵害にならないように、写真を貼り込むことは控える。幸いにも、今のところ2枚の写真ともweb上で見ることができるので、見て戴きたい。URLだけ記す。もう1枚というのは、こちら

 読者がそれぞれに比較して戴ければよい。わが輩は、朝日の写真は、社会や研究者・組織が何の反省もなく、よって何の教訓も得ずしてやってきた結果なのだろうと思った。

 写真そのものとは別に、朝日の記事には、「開発業者などが持ち込む江戸時代の人骨」、「東京都内の開発で掘り出された人骨を、国立科学博物館(科博)が大量に保管している。ざっと1万人分。」とあるが、「開発業者など」の「など」の部分をもっと詳しく知りたいと思うなー。「1万人分」の詳細とあわせて、朝日新聞の記者は追跡してくれないだろうか。

 前にも言及したことがある「古人骨研究体制の整備」文書(*1)で委員会が述べていることであるが、「開発」が進められるなかで、これからもますます多くの人骨が発掘されるであろう。その収容場所が必要なのである。

 北海道でもますます「開発」が進められるであろうが、そこで発掘される人骨は、誰のもの? 「盗掘」でなければ、問題ない? 考え出すと眠れなくなるから、もう止める。

(*1) 日本学術会議人類学・民族学研究連絡委員会「人類学・民族学研究連絡委員会報告 古人骨研究体制の整備について」(左上の検索窓に「古人骨研究体制」と入れると、これに関する6本の記事が表示される。)

◎追加:
 すべての写真/絵には物語がある。
Rod Stewart - Every Picture Tells A Story


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/20120129/1327770740

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