AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

ある素朴な疑問

 「有識者」たちがアイヌ政策を検討する政府の会議の議事概要で、北海道アイヌ協会が「人骨」研究に賛成していることがことさらに強調されていることを、これまで何回か書いてきた。強調の度合いは別として、北海道アイヌ協会がー―どういう内部手続きによるものかは知るところではないが――認めているということは事実なのだろう。

 そこで改めて思うのだが、なぜ? アイヌ協会に問い合わせたら、教えてくれるかな。 ダメだろうな、わが輩では。

 博物館や「慰霊」施設の建設という「見返り」との取り引きという経済的(物質的)な動機もあるのだろうが、もしかして、遺伝人類学者たちの研究がアイヌ民族の「先住性」を「証明」してくれると考えているのだろうか。そしてさらにその先には、これも会議で話題となっている「認定」の問題にもDNA研究を導入しようと考えているのだろうか・・・なんてことは、ないよね。


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/20120320/1332172618

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