AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

文化的鈍感への不快感

 テディベアにアイヌ民族衣装を着せることには誰も不快感を示さなかったようだが、こちらはどうだろう。

 先住民族の模造ヘッドドレスをバンクーバーの店舗で見たキム ウィーラーさんがスウェーデンに本社があるファッション チェーン店のH&MにEメールで、「ヘッドドレスはインディアンの首長が身につける伝統的な衣装」であり、それは「栄誉と尊敬とリーダーシップの印であって、人々が音楽に合わせて踊っているナイトクラブで身につけられる可愛いアクセサリーではない」と不快感を伝えたところ、H&Mは、ヘッドドレスを店舗から撤収した。
 H&Mは、「ヘッドドレスは尊敬の印」だと答えたようだが、ウィーラーさんは論駁した。人々は「私たちはあなたたちを尊敬しているのです」と言うけれど、本当のところは違う。「私たちが私たちの文化を尊重するには、模造のヘッドドレスを身に纏うのではなく、他の方法がある。」 

 カナダ本社の広報担当者によれば、カナダの5店舗で陳列されていたそうであるが、3件の抗議があったとのこと。H&Mは、カナダの全62店舗の在庫表から取り除くように指示した。
http://www.ctvnews.ca/canada/h-m-pulls-hipster-headdresses-after-complaints-of-cultural-insensitivity-1.1403955
(動画の右に、他の地域の店舗の動画もある。)


 昨日と今日は、先住民族の「聖地」や「遺跡」の冒涜に関するニュースが3、4件あったけれど、熱中症になりそうだから、この辺で止めておく。

転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/2013/08/11/015748

広告を非表示にする