AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

緊急なのは?

自然とかけ離れた生活を送っている私たちがアイヌ民族の自然観や文化を学ぶことは緊急の課題
――坂本龍一北海道新聞、2013年10月11日朝刊<http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/497346.html>)

先住民の言葉から現代文明の持続性を確保するための教訓をくみ取っていくことは我々にとって重要なことなのではないだろうか
――環境庁[当時]『平成7年版環境白書(総説)』、52頁。

 環境庁は、『平成6年版環境白書(総説)』において、「アイヌの人々」やイヌイットなどの先住民族の「生物資源とのつきあい方」(119頁)に「今日の社会が学ぶべき点」(125頁)を見い出し、この平成7年版でもう一歩突っ込んで記していた。

Cf. 増子義久「『アイヌに学ベ』の安易さ」、朝日新聞、1996年4月19日。

Recognizing that respect for indigenous knowledge, cultures and traditional practices contributes to sustainable and equitable development and proper management of the environment,
先住民族の知識、文化および伝統的慣行の尊重は、持続可能で公正な発展と環境の適切な管理に寄与することを認識し
――「先住民族の権利に関する国連宣言」前文第11段落

Recognizing the urgent need to respect and promote the inherent rights of indigenous peoples which derive from their political, economic and social structures and from their cultures, spiritual traditions, histories and philosophies, especially their rights to their lands, territories and resources,
先住民族の政治的、経済的および社会的構造と、その文化、精神的伝統、歴史および哲学に由来する先住民族の生得の権利、特にその土地、領域および資源に対する権利を尊重しかつ推進する緊急の必要性認識し

Cf. http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/20120629/1340897615


◎追記(2013.10.16, 0:12):
 札幌大学の来年のゲストは、セレブリティのリレートークということで村上龍氏が受けてくれるかも。ギャラが大変だろうか。文化に絡めて、北大の研究センターの協賛を得て研究費を分けてもらうという手もあるかも。

 ・・・世界は・・・「部族間同士の争い」という様相を呈し始めているのではないかな?
 あれからほぼ十年経ってしまったけど、今後の十年はどうなるのやら・・・・・・。
 お互い生きていればまた何か一緒にやろう。

坂本龍一村上龍『友よ、また逢おう』(角川書店、1992年)の最後の方(215ページ)での坂本龍一氏の言葉である。

 「セレブリティ」といえば、大学3年時のゼミで読んだC. W. ミルズの『パワー・エリート』の一章を思い出す。セレブを「権力エリート」の一部とするのは過大評価だという批判があったと記憶している。

転載元記事

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