AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

英国からハワイイへの先住民族の祖先の遺骨返還

 ここのところ去年のように遺骨や文化遺品の返還に関する海外のニュースが入って来ないなと感じながら、スクォミッシュの記事をずっとトップに置いておくつもりだったのだが、今日は、ハワイイの事例が入って来た。(そろそろこういう記事も必要なくなってきたなと思うが、概要だけ記しておく。)[P.S. 海外の事例を参考にする段階は通過して、本旨について論じる段階に入っただろうということ。]

 ロンドンの博物館に1世紀以上も所蔵されていた145人の祖先の遺骨が、2013年8月29日に故郷の島に戻り、埋葬された。ハワイイ問題局(Office of Hawaiian Affairs)のKa WaiOla誌10月号が、「故郷への長い旅」と題する特集記事で、英国の2つの機関(自然史博物館とウェルカム トラスト)に対するハワイイ先住民族の23年間に及ぶ祖先の遺骨返還要求の経緯と成果を報じている。


http://issuu.com/kawaiola/docs/kwo01013_web?e=0/5118236


P.S. (2013.11.03):
 刻々と、一雨ごとに冬が近づく。毎年この時期になると、紙ふうせんの『冬が来るまえに』が耳の後ろの方で響き始める。

 空いた時間に少しずつ読んできた『園芸の極意』(江尻光一 著)を昨夜、就寝前に読了。園芸の技術書ではなく、「園芸の本質」についての著者の思想を披瀝していて面白かった。初っ端から網走の芝桜公園やエゾヤマザクラ栽培・普及に取り組んでいる人という、北海道の話題が2つ続いて出てきた時には、何という因縁かと苦笑いした。


P.S. #2 (2013.11.05):
 連休中はアイヌ文化信仰行事が花盛りだったようだ。毎週、週初めにはアクセスが増加する。今日は早朝8時台に多くのアクセスが記録されている。こういうブログは、職場では見ない方がいいですよ――それが仕事の一環であったりして?

P.S. #3 某大学のアイヌ文化祭り、来年の大物ゲストには秋吉久美子さんなんかどうかな? NHKラジオでアイヌ文化への関心について話していたこともあるから。

P.S. #4 (2013.11.06, 15:20):
 昨日は"Indian summer"のような1日だったが、今日は一転して、これから雨が降りそうな気配である。先日干した渋柿の乾きが遅い。

 今週末の9日は、死者458名を出し、戦後最大の産業事故と言われる三井三池鉱の粉塵爆発事故からちょうど50年目の日にあたる。小学校低学年の時にテレビだったか、新聞だったかのニュースで見た記憶が残っている。
 数日前、いつもの場所で夕方のニュース番組を見ていると、事故の日以来50年間、一酸化炭素中毒の影響で某大学病院に入院している元鉱夫とその夫を介護する妻のことが取り上げられていた。夫は75歳と紹介されていた。ということは、25歳頃に避けられたはずと言われる事故に遭ったのだ。それから半世紀50年間、このご夫婦にとって「事故」はまだ終わっていない。知らなかった。絶句、そして涙がこみ上げてきた。
 規模は小さかったけれど、炭鉱の事故は、身近な所でも起こっていたし、その後の石炭産業の衰退とともに、私の少年期にも少なからず影響を及ぼした。
http://p.tl/6bbN
http://pub.ne.jp/charge/?entry_id=4731817

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