AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

ハワイイ人祖先の遺骨返還

ハワイイ人の祖先の遺骨返還に関する最新論文の「結論」より抄訳:

 ・・・・「異文化間の争いへの取り組みにおいて、(先住ハワイイ人の紛争解決方法の一つである――D. X.)ホ オポノポノは、訴訟と同じ困難に直面する。一つの文化の価値観と理解に浸っている手段は、他方の文化のニーズに十分に取り組むことはできない。」このことは、どのようにNAGPRAが改定されるべきか、あるいは、どのように先住ハワイイ人コミュニティがハワイイにおける[遺骨]返還問題により良く取り組むのに寄与するように力を付与されることができるのかという課題を引き出す。
 最も理想的な解決策は、先住ハワイイ人の政治的主権である。それが、連邦承認であれ、完全な独立やその他の類似した形態であれ、彼・彼女らの祖先の遺骨の処分という問題については、「先住ハワイイ人たち自身が最終的決定作成の権威を保持し[なければならない]。」先住ハワイイ人の伝統をよりよく促進するために現存の諸定義を修正するということは、明白なことを無視する。すなわち、「NAGPRAは、返還請求を純粋に西洋の法律言語で形成しており、従って、支配的な西洋流の法的、社会的、文化的秩序の階層序列を再確認している」ことである。権力の不均衡を継続的に永続させる同じ過程にエネルギーと資源を投資することは、同じ結果を生み出す可能性が非常に高い。
 それでもなお、先住ハワイイ人がその政治的主権を獲得する時まで、その法的責務に先住ハワイイ人の状況改善が含まれている州の機関・・・が、その連邦政府の返還活動に対して適切な責任を持たされるべきである。殊に、その諸機関がNAGPRAにおいて言及されている場合には。・・・・
(略)
 誰が遺骨を救うのだろうか。


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/20130112/1357924388

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