AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

遺骨問題の特別委員会設置・・・の「検討」

 最近は、記事を下書きしては、「蔵」にしまうということが続いている。

 遺骨返還請求裁判で北大が出した味も素っ気もない答弁書についても批判したかったのだが、間接的に入手したため、出して良いものかどうか分からないままでいる。開示文書研究会のサイトにも出ていないようだから、多分非公開なのだろうと思って、書くことは遠慮した。

 もう一つ戴いていた情報は、標記の件に関するものである。こちらも、一応関係者に配慮して何もコメントせずにいたのだが、傍聴を許可しているということだから、傍聴者に守秘義務を課しているということはあるまい。ゆえに、既に出回っている情報でもある。

 昨日も、北海道アイヌ協会で理事会が開かれて、遺骨の扱いに関する議論があったそうである。標記の件は、1月27日だったか、同月末の裁判や政策推進作業部会の直前に開催された理事会で出されたらしい。

 「象徴空間」の「集約施設」に遺骨を集約するという件は、もう理で動く段階を越え、利で固められているみたいである。標記の提案は、その後、「設置を検討する」ということで先延ばしに、あるいはウヤムヤになっているとか。

 かつて、北海道ウタリ協会が政府に「アイヌ新法」の制定を求めていた頃、制定するかどうかを「検討する」ための委員会が作られた。それまでに、たしか11年が過ぎた。理事長たちは、しっかりと官僚主義的対応のレッスンを学んだようである。

 ところで、国連人権理事会によって選出された次期特別報告者のヴィクトリア タウリ-コープスさん(http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/2014/03/15/020000)は、早い時期から先住民族の血液のDNA研究を批判し、警鐘を鳴らしていた人物である。アナヤ氏よりも、アイヌ協会や日本のNGOとのつながりは強いと思われる。さあ、どうするかな。

 もう一つ「ところで」、北海道新聞のこの記事の「カモン」は、どういう意味で使われているのだろう。なんだか、あまり品良く響かないのだが。 http://blog.goo.ne.jp/ivelove/e/5c813cbc1be0ccdfda583a9755928cf0

参考:
http://dictionary.cambridge.org/us/dictionary/american-english/come-on_1

下の方に"come on"あり。http://oald8.oxfordlearnersdictionaries.com/dictionary/come_1#come_1__627

http://ejje.weblio.jp/content/come+on

http://allabout.co.jp/gm/gc/59513/


P.S.
 月曜日ということもあろうが、遺骨と推進会議(作業部会)というキーワードが入った時はアクセス数が増えている。
 「カモン」は、滝川クリステルさんのあの笑顔の「お、も、て、な、し」から受ける印象とはずい分違うな。でも、彼女も普段は、「ヘイ、カモン、モテナシテヤルヨ」なんて言っているのかもしれないな。いや、フランス語だからもっと上品かな。


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/2014/03/17/000527