AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

「北海道外に居住するアイヌの人々に対する奨学金の貸与について」

 昨晩、23:26に"Against the Wind"に投稿しておいたのだが、どうも2つのブログの訪問者は必ずしも同じではないようだ。遺骨パンフレットの広報をしばらくトップに置いておくつもりだったのだが、こちらにも投稿しておく。北米の事情には興味があるが日本のことには興味なしという読者もかなりいそうである。本当は、そういう人は向こうにも来なくてよいのだが・・・。

 政策推進会議や作業部会で話題には上っていたが、内閣官房アイヌ総合政策室のホームページの「新着情報・トピックス」にも挙がっていない。「いつの間に?」という感じである。この「奨学金の貸与」規則について、会議に出ている「代表者」たちが同意したということか。(お任せしますとも言っていたようだったが。)政策推進会議で決められたことがそのまま実行されるということは、遺骨の扱いについても同じということか。そのうち、「いつの間に?」と驚かされることになるのだろうか。
http://www.ainu-assn.or.jp/data/whatsnew/tmpfile/1396338929__dougai.pdf(←無効になっている。)

 情報を提供して下さった方に感謝しつつ、アイヌでこのことを知らない該当者もいるとのことなので「宣伝」のお手伝いだけにして、内容についての論評は控えておく。とは言うものの、先日、「認定」のことを書いたことでもあるし、制度の仕組みとそれがもつ意味合いには大いに気になるところがある。

 一人でも多くのアイヌの若者が、自分の学びたいことを学ぶために奨学金を利用できると良いのだが・・・。(私自身、父の他界で、2年で大学を辞めようと思ったことがあった。3年・4年の時に日本育英会奨学金を受けて、何とか大学を卒業した。卒業後5年か何年かの間に教職関係の仕事に就けば、返還を免除される仕組みだったと思う。ところが、それができなかったから返還しなければならなくなった。特別何とかという奨学金だったから、借りた分の一部は返還を免除されたが、基礎部分は全額返還せねばならず、しかし、定職に就いたのが遅かったからちょっときつかった。借りたのが2年間で良かったという思いも、当時はあった。そんなことを、書きながら思い出した。)


P.S.(2014.05.17, 0:10):
 なぜか分からないが、上記URLが変更されているので、新規URLを掲載しておく。http://www.ainu-assn.or.jp/data/whatsnew/tmpfile/1397444075__dougai.pdf


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/2014/04/08/225740