AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

カジノとギャンブル依存症

 2日間ほど、"Against the Wind"ブログの閲覧にパスワードが必要な措置を取って、こちらのサイドバーの最下方にそれを表示しておいた。向こうだけの読者に、こちらを経由してもらう措置であった。最近、どうも2つのブログの読者が重複している部分もあるけれど、かなり別ではないかと感じていた。アクセスの時間帯を見ても、かなり異なっている。向こうには海外からのアクセスもあるのではないかと思われる。しかし、日本人で、海外の動向には関心はあるけれど、アイヌの状況には関心がないか、私の見解には興味がないという読者もいそうである。そういう人にだけ、向こうのブログを有料にしたい思いもする。
 昨日から、この画面のトップの花の名前をパスワードにしようかと思ったけれど、分からない人が続出するかもしれないからやめた。
 ここまでで投稿すると、ただの愚痴になるから、連休中は休むと言いながら、とうとう今日もだ。

 カジノの負の影響に関するデータの一部を転載しておく。

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ヘルプライン利用の年次比較("Graphic: Wisconsin Council on Problem Gambling yearly helpline comparison," Greenbay Press Gazette, Feb. 28, 2014.)

 犯罪と並んで注意を喚起しているのが、ギャンブル中毒・依存症である。さまざまな報告が出ているが、例えば、ミネソタ州の保留地にカジノが導入されて3年間で、強迫性ギャンブル ホットラインに電話をする人やギャンブル治療センターに登録する人の数が劇的に増加したことが報告されている。また、ウィスコンシン州では、図が示しているように、1996年に「問題賭博に関するウィスコンシン評議会」の啓発キャンペーンが始まって以来、ギャンブル中毒で助けを求めるウィスコンシン州住民からの電話の月別合計数は、大幅に増加してきた。
 統計的に、低所得層の人の方が、中流、上流階層の人々よりも収入のより大きな割合をギャンブルに注ぎ込んでいる。結果的に、ギャンブルをする余裕が最もない人々が、最もそれによって影響を受けている。こうした事実が、上述のような派生的な社会問題も増加させている。
(某月刊誌予定稿より。)

 北海道にも道民用の「相談センター」が必要になるかもしれない。


転載元:http://ainupolicy.hateblo.jp/entry/2014/05/05/221838