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AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

今週のハイライト(7/12-7/19)

2014-07-12: "KKK"の落書き

 夕方、TBS系の番組だったと思うが、どこだったか、"KKK"と赤いペンキのようなもので落書きが頻発しているというニュースが流れていた。"KKK"が何を意味するのかには一言もなかった。

 そして今、Yahoo!ニュースで札幌のことだと分かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140712-00000040-nnn-soci
 「警察では器物損壊事件として捜査している」というが、アメリカでは重大な人種差別事件だ。人種差別撤廃法のない日本でも、メディアはこれが何を意味するのか知らぬはずはなかろう。わざと伏せているのだろう。

 アイヌ民族へのバックラッシュとも無関係ではないだろう。こういうのが増えれば、ますます今の政策路線が正当化されることになる。皮肉なものである。


2014-07-16: アイヌ政策推進会議設置の決済

 ある原稿の注を記すためにアイヌ政策推進会議のサイトを訪れると、第1回会合が平成22年1月29日であるのに、「設置根拠」の紙切れには「平成23年2月4日 内閣総理大臣決裁」 、同年「6月1日 一部改正」となっていて、「この決裁の施行の際現に従前のアイヌ政策推進会議の構成員である有識者は、この決裁の施行の日に、アイヌ政策推進会議の構成員として座長が指名したものとみなす」と記されている。何か変だなと思って、第1回の配布資料を見ると、その時点では「平成21年12月25日 内閣官房長官決裁」となっていた。


2014-07-16: トライパータイト コミッティー(Tripartite Comm.)

 「トライ(tri-)」は「3」の意味で、それに魅了されているようなA氏はノルウェーのサーミの制度か何かをモデルにしているのだと思う。それ以前に北海道ウタリ協会が経験した「トライパータイト コミッティー」は、1988-89年のILO 107号条約改定の際の委員会で、それは政労使の三者の代表から成る委員会であった。


2014-07-19:榎森進氏のアイヌ政策批判

 北大開示文書研究会が、紋別での出前講座を記念してニューズレターを公開している。榎森進氏の「アイヌ民族政策」批判と同研究会による「アイヌ遺骨返還ガイドライン」の批判的分析が掲載されている。http://hmjk.world.coocan.jp/newsletter/kokanu_ene009.pdf