AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

これは何?

 先月下旬にある方がこのURL(https://www.facebook.com/aynumosir/posts/581062221997710)を送って下さった。「アイヌモシリ チノミの会」という団体のフェイスブックの投稿記事のようで、団体そのものは、金子札幌市議に抗議した共同実行委員会に参加している団体のようである。

 この投稿には冒頭に「澤井アク氏の国連提出レポート」という解説が付いており、「1」の項目から、先の人種差別撤廃委員会に提出された声明文なのであろうと思われる。だが、非常に奇妙な日本語になっている。日本語は第2言語なのかもしれないが、それにしても変である。提出した「レポート」は英語を正文として作成されたのであろうが、国内でPRするには日本語の再チェックをした方が良いのでは?

 他の投稿をいくつか見ていると、非常に興味深い文書が公開されていた。この2つである。昨年度のアイヌ政策関連政府予算案である。
https://www.facebook.com/aynumosir/photos/a.559599224144010.1073741825.559599194144013/559599257477340/?type=1&theater
https://www.facebook.com/aynumosir/photos/a.559599224144010.1073741825.559599194144013/559599254144007/?type=1&theater

 決算書も入手して公開して欲しいところだが、「アイヌ政策推進会議の開催等に係る経費」が2,600万円、「『イランカラプテキャンペーン』の推進」に1,600万円。北大における「総合的研究」の「予算額は特定できない」らしい。「標識等における・・・表記促進」も同様。その一方で、喫緊の課題とされていた「危機的な状況にある言語・方言の活性化・調査研究」にわずか800万円で、しかもまだ「調査研究」の段階である。いつになったら具体的な施策が実施されることやら。

 平成25年度のアイヌ政策推進会議は、1回しか開催されていない。「会議等」ではなく「開催等」となっているが、大目に見て、5回の政策推進作業部会まで入れても、計6回。1回あたり450万円也。そこから先の細かい計算は、各自でどうぞ。


 政治とは、誰が、何を、いつ、どのようにして獲得するかである。
                         ――H.ラスウェル


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