AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

ようやく公開、第19回「政策推進作業部会」議事概要

 18日(水)に公開されたようだ。文字が小さくなった感じで、14ページ。非常に興味深く、かつ重要な内容が盛り込まれているようである。だが、私は今夜忙しく、後日に精読することにする。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/seisakusuishin/dai19/gijigaiyou.pdf

P.S.(2015.03.19):
 遺骨の「集約と研究」についての北海道アイヌ協会の見解にはいくつもの問題があり、残念な結果となっている。

 「議事概要」の最後の一文はオチか。

アイヌ民族の現在の状況は差別と貧困にあえいでおり、アイヌの人々について平等でないと思うと回答した人が3分の1に上っている世論調査の結果に関して、菅官房長官からも政府として重く受けとめ、アイヌ政策推進会議においてその要因分析や対応策を検討していきたいとの発言もあり、国としてもしっかりとアイヌ民族の問題を考えていることには感謝しているが、一方で、北海道では7年に一度の実態調査を受けて生活向上推進方策検討委員会が開催されており、その中で先住民族の権利宣言の採択やアイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会報告において、生活向上関連施策を含む広義の文化についての提案があったことを踏まえ、国の責任においてしっかりと先住民政策をやっていただきたいという話が出ているが、国ではこれをどう考えるのか。
まだ検討状況を聞いていないので、何とも申し上げられない。
(p. 14)


P.S. #2(2015.03.20):四面楚歌でよく言ったで賞

 誰の発言か大体推測がつくが、お名前は伏せておこう。

両方の学会の方が、保管状況の悪いものをもっとちゃんとした施設に移して、自分たちが研究を続けたいということだけを訴えに来ていて、朗々と格好良くもっともらしいことを言っているが、最終的に泥棒に追い銭かという話をされたという印象しか私には残らない。(p. 11)

 ついでに、こちらは「ダブルスピーク賞」が良いかな。

(公社)北海道アイヌ協会より次のとおり説明。
(略)
破壊検査は試料の抽出行為と置きかえるべきであり、これが実態に即している用語であると考える。(pp. 12-13)

 これだけ読むと、日本人類学会の代弁かと思ってしまう。

 因みに、こちらの記事で「破壊」を検索すると、「破壊的(な)分析」などが9回も登場している。

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