AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

象徴空間に慰霊塔

象徴空間に慰霊塔を 道アイヌ協会、国に提言北海道新聞 2015年4月2日)


 北海道アイヌ協会(加藤忠理事長)は、アイヌ文化の復興拠点「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)での整備が予定されているアイヌ民族の遺骨の慰霊施設について、独自の考え方をまとめ、国に示した。慰霊施設が「追悼を通して新しい人権文化を発信する情報センター」となるよう、慰霊塔の設置などが必要とした。
 国は、研究目的などで掘り出され、北大など全国12大学に保管されている計1636体の遺骨のうち、遺族らに返還できるめどが立たないものを、胆振管内白老町に整備予定の象徴空間に集約し、保管・慰霊する方針。同協会によると、考え方は3月中旬に開かれた政府のアイヌ政策推進会議作業部会に文書で示した。
 それによると、イナウ(木幣)をあしらった慰霊塔や遊歩道の設置により、「来訪者が過去に真剣に向き合い、民族共生の思いを心に留めることができる」とした。このほか、慰霊のための伝統的儀式が行える場の確保や、施設の形状を伝統的な埋葬に近い土盛りにすることを提示。将来の返還に向け、遺骨を厳重に管理する必要性も明記した。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0118628.html

 遺骨の集約施設に関して、それが出てきた頃から、ジュネーブ国連本部の敷地内にある冷戦時代のアメリカとソ連のモニュメントのことをずっと考えていた。アイヌ協会がどちらのタイプの「象徴」を構想するのかと。確か、ソ連が高く聳え立つモニュメントで、アメリカが低いが広い面積のモニュメントを建造している。大阪万博のパビリオンもそんな感じだったと思う。モニュメントとは、往々にして権力の象徴でもある。協会は、聳え立つ慰霊塔と土盛りの施設ということで、両方を採用したようだ!

 自分で撮った写真もあるはずだが、ネット検索で探す方が速いと思って探したが、ソ連のだけしか見つからなかった。
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