AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

どうしてシャクシャイン記念館が使えなくなったのだろう

 昨日、子孫や生存者の観点からではなく、遺骨(全般)にはそれ独自の道義的立場があるという海外の最新論文の草稿を紹介したのだが、何日か前、「さまよえる遺骨たち」のブログを訪問したら、いつ訂正されたのかはわからないが、今月18日の「出前講座」の会場がシャクシャイン記念館から変更されていた。「なぜなのだろう」と思ってブログにコメントを書き込んだのだが・・・。
 そこで、勝手に思いをめぐらせてみることにした。
 講座の主催者は、会場使用許可が出てから上掲の告知を行ったり、恐らくポスター(チラシ)の類の準備も行っていたのではないかと思うのだが、そうすると、何かの理由から、使用許可後あるいは少なくとも使用申請後に、管理者の方から断りが入ったのだろうか。
 同記念館に貼られているリンクを辿ると、新ひだか町のホームページへつながった。町が管理人ということなのだろうか。ということは、近年あちこちの公共施設で似たようなことが起こっているが、これもまた背後にそういうことがあるのだろうか。
 では、誰が使用の許可/不許可の決定を下しているのだろう。アイヌ総合政策室の官僚が(少なくとも表立って)介入するとは思えない。その意を汲んで、政策推進作業部会の関係者か北海道アイヌ協会が町に物申したのだろうか。あるいは、「出前講座」が、町内部で独自の争点として浮上し、町内の有力者(地元のアイヌ協会関係者も含めて?)が介入して許可が覆ったのであろうか。地元のアイヌ協会の有力者が個人的に反対したのか、「支部」(今は独自の団体かな)として機関決定してのことなのだろうか、その際にも、「本部」の意向を汲んでのことなのだろうか。そしてまた、「本部」は政策室のお役人の顔色を自ら読んで、同じように無言で下達したのであろうか。
 出かける時間になったのでここまでにしておく。多分、地元では誰もが真相を知っていることなのだろうな。

P.S. こちらの投稿に追記あり。

P.S. #2(2015.07.16):「出前講座」まであと2日。真相は、恐らくそこで主催者によって報告されるのではないだろうか(と、期待を込めて書いておく)。

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