AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

アイヌ政策推進会議の座長代理(北海道新聞記事)

 北海道新聞の9日の朝刊に今般、アイヌ政策推進会議の座長代理に指名された伊東良孝議員のインタビュー記事が小さく載っている。(「国会 これが聞きたい/■アイヌ民族差別認識のずれ 文化を広めて是正を」)

 まさかこの記事に反応してのことではないだろうとは思うが、今頃「就任」のPR記事? 議員の事務所からもちかけたのだろうか、それとも道新から? 多分、アイヌ政策室からだろうな。どうせなら、道新は、もう少し紙面を割いて、突っ込んだ取材をして載せてあげたらどうなのよ。座長代理が誰になろうと、今のアイヌ政策にほとんど影響を及ぼすことはないと道新も考えているから、政策室あたりに言われて、嫌々ながらこんな小さな顔見せだけの記事なのだろうか。

Q. 1 先月公表された内閣府の調査でアイヌ民族と国民全体との間で差別の存在に関する認識に大きな違いがあったが(前者が7割超、後者が2割未満)、伊東氏は「この大きな認識のずれは是正しないといけないと思います」と述べている。どちらが、より正しい認識とお考えなのだろうか。どちらの認識が是正されなければならないのか。

Q. 2 それと関連して、認識とは別に、実態としての差別の存在について、伊東氏はどうお考えなのだろうか。

Q. 3 アイヌ文化が「世界に誇る立派な文化で、大切な日本の宝」と「全国そして世界へ」広まれば、「国民全体」はますます差別はないという認識になるだろうが、今の認識の差が縮まると本気でお考えなのだろうか。

Q. 4 7年前に「昔からの狩猟や漁業の権利を認め生活空間を再生する」と発言されていたが、それと「象徴空間」を「扇の要」とする政策とは、どのように整合しているとお考えなのだろうか。