AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

「タイミング的にまずい。」(w/ P.S.2つ)

 安倍内閣の閣僚の一人は「タイミング的にまずい。大変なことになった」と嘆く。サミットやオバマ氏の広島訪問など重要な日米間の外交日程が続く中、友好ムードに水を差すことになるからだ。公明党幹部は「日米首脳会談でも触れざるを得ないかもしれない」とみる。

元米兵逮捕、閣僚「大変なことに」 オバマ氏の訪日控え

 揚げ足を取るようだが、別のタイミングだったら「大変なこと」ではなかったのか。現内閣の閣僚にして、この言葉ありの感だ。

 「怒りが痛みを持ってわき上がるのを抑えることができない。沖縄に暮らす私たちはみな、自分にも起こり得たことだと言葉を失い、痛み苦しみを共にしている。真に安全な社会を実現するため、沖縄から全ての基地・軍隊の撤退を求める」

沖縄女性遺棄:怒りと痛み抑えられぬ 女性団体が記者会見

 海兵隊の移転先候補のグアムにおける米軍による性犯罪について、もう何年も前に書いたことがある。原稿のファイルが見つかれば貼り付けるところだが、パソコンも変わってしまい、見つかったとしても、フロッピーディスクに入れてあるファイルを使うことができない!

 昼間、北海道アイヌ協会の年次総会の日程を確認したくて、同協会のサイトを訪問したのだが、時間がなくて確認できなかった。こちらによれば、明日(もう今日)のようである。個人的に、2つのことに関心を持っているのだが、「タイミング的にまずい」ことを書かないようにして、今夜はこの辺でパソコンを切るとしよう。


P.S.(05.23):「こういうことが二度と起こらないように」と何度聞かされることか。日本には「二度あることは三度ある」という諺があるが、アラブの諺はこうなっているらしい。とても深くて難しい。

「わしは年寄りで、迷信深いアラブ人だから、ことわざを信じている。『一度起きたことは二度と起こらない。二度起きたことは必ず三度起きる』ということわざがある」

パウロ・コエーリョアルケミスト 夢を旅した少年』(角川書店、1997年=初版)、p. 185.

P.S. #2(05.24):前から書いておきたかったことだが、日米地位協定の見直しを主張できない日本政府に、先住民族の権利を理解し、それを推進することなどできるはずがない。