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AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

「アイヌの方々からの様々なご相談をお受けします」(厚生労働省平成28年度生活相談充実事業)

 アイヌ政策推進会議のサイトから、「アイヌの方々からの様々なご相談をお受けします」という「厚生労働省平成28年度生活相談充実事業」へのリンクが張られている。以前の相談事業と同じく、過日ここで「アイヌ政策ラバースタンプ会議」と揶揄したアイヌ政策推進会議のメンバーのお一人が理事長を務められている人権教育啓発推進センターが代行している。チラシを転載して広報のお手伝いをしておこう・・・としたのだが、pdfファイルの貼り付けがうまくいかないので、同センターのお知らせを引用しておく。

アイヌの方々のための相談事業を実施します!《無料》


厚生労働省平成28年度生活相談充実事業
アイヌの方々からの様々なご相談をお受けします
~全国のアイヌの方々のための電話相談を行っています~


公益財団法人 人権教育啓発推進センターでは、アイヌの方々の悩みをお受けするフリーダイヤルを開設しております。嫌がらせ、差別、プライバシー侵害などのご相談もお受けします。

ご希望によりアイヌの相談員が応じます。

アイヌの方々のための相談専用フリーダイヤル
0120-771-208

◦相談無料
◦匿名可
◦秘密厳守

受付
月曜日~金曜日 午前9時~午後5時
※祝日、12月29日~1月3日を除く
※来訪によるご相談もお受けします。月曜日~金曜日 午後1時~午後5時(要予約)

 ちょうど、政策推進作業部会で厚生労働省法務省アイヌ総合政策室のお役人さんたちに尋ねてみてはどうだろうと書こうとしていたところだったのですが、血液採取については厚生労働省の問題でもありますから、せっかくの機会を利用して、「ある大学から、アイヌの人たちの血液採取の依頼」があったため、「アイヌの人にかぎり、成人病検診の時に、もう一本余分に採取」*1されたのだけど、これって人権侵害ではありませんか。あの時の血液はどこでどうなっているのでしょうか。私の家族や親戚の遺伝情報の問題もあると思うのですが、血液と取られたデータのすべてを返してもらえるでしょうか。いずれにしても、今後の取り扱いについて、どうやったら話し合いを持つことができるでしょうか、等々、ご相談されてみるのも良いかもしれません。同センターには医学研究の「国際地域保健学教室」で教えられている方も研究員としておられるみたいです。

法務省も人権啓発を行っています。⇒2012-12-06「法務省の人権啓発ページ」

*1:本田優子『二つの風の谷』(筑摩書房、1997年)、84ページ。