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上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

アイヌ民族の遺骨 北大が85年ぶりに返還(NHK WEB NEWS)/遺骨12体を浦河に再埋葬 アイヌ民族「コタンの会」(北海道新聞記事と動画)/返還されたアイヌ民族の遺骨を埋葬 北海道 浦河町

アイヌ民族の遺骨 北大が85年ぶりに返還(7月15日 21時06分)

アイヌ民族の遺骨を研究のためとして収集し、現在も1000体余りを保管している北海道大学が、遺骨の返還を求められた裁判で和解が成立したことを受け、15日、このうちの12体を85年ぶりに返還しました。
北海道大学は昭和初期などに研究のためとして、アイヌ民族の遺骨1014体を収集し、これに対して返還を求める裁判が相次いで起こされています。
このうち、北海道浦河町などの人たちが起こした裁判で、ことし3月、初めての和解が成立したことを受け、今回、遺骨の返還が実現しました。
返還されたのは昭和6年にアイヌの墓地から掘り出された12体の遺骨で、15日、関係者が見守るなか、札幌市北区の北大の納骨堂から運び出され、85年ぶりに浦河町に戻されました。
地元のアイヌの人たちは、北大の関係者と一緒に先祖の慰霊のため祈りをささげていました。
返還された遺骨は17日に浦河町内の墓地に埋葬されることになっています。


返還された遺族「長年待ち望んでいた」
親族の遺骨が返還されたアイヌ民族小川隆吉さん(80)は「返還を長年、待ち望んでいた。自分たちの土地で先祖を慰霊することができて、とてもうれしい」と話していました。
また、北海道大学の三上隆副学長は「過去には遺骨の管理のしかたに落ち度があり、反省すべき点もあった。アイヌの人たちに直接、遺骨を返還する第一歩として、今回の返還が実現し、安心した。今後も適切なところに遺骨を返還する取り組みを進めたい」と話していました。

 冒頭のリンク先には映像があります。

遺骨12体を浦河に再埋葬 アイヌ民族「コタンの会」

 【浦河】日高管内ゆかりのアイヌ民族有志の団体「コタンの会」は17日、北大の研究者らが1930年代などに同管内浦河町杵臼(きねうす)の墓地から持ち去り、15日に同会に返還されたアイヌ民族の遺骨12体を、同町杵臼の墓地に再埋葬した。

 再埋葬に先立ち、アイヌ民族ら約80人が参加し、神に祈りをささげる伝統儀式「カムイノミ」が行われた。その後、遺骨を納めた12個の木箱を墓地に運んで並べ、アイヌ民族の衣装などをかけ、供物を添え、土をかぶせて埋葬した。

 コタンの会の清水裕二代表は「アイヌ民族にとって第一歩になった。全道にはまだ返還されていない遺骨も多く、取り戻す努力を続けたい」と話している。

道新の動画ニュース

P.S.(07.19, 23::30):返還されたアイヌ民族の遺骨を埋葬 北海道 浦河町NHK WEB NEWS 動画)


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