AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

いつの間に?――アイヌ総合政策推進会議

 しばらく書かない/書きたくないと思っていたのだが、ドイツからのアイヌ遺骨返還交渉に関してちょっと気にかかったことがあったので――これについては、後日に書くつもり――調べようと思って、アイヌ政策推進会議のサイトを訪れた。そこに、「平成28年07月22日 『民族共生象徴空間』基本構想が改定されました」という新着情報が出ていた。毎回のように指摘することだが、日付は会議やこうしたことが行われた日付であって、情報が公開された日付ではないから、いつ公開されたのか分からないし、さらには、現在のように、それがトップにない場合は、うっかりしていると見落としてしまう。

 標題は、「いつの間に」公開されたのかということもあるけれど、その項目の「ポイント」を開くと、次のように始まる「『民族共生象徴空間』基本構想の改定について」という文書が出てくる。

 平成28年7月22日に開催されたアイヌ総合政策推進会議(議長:杉田内閣官房副長官、構成員:関係府省事務次官)において、「民族共生象徴空間」基本構想を改定しました。
 「民族共生象徴空間」基本構想は、アイヌ文化復興等に関するナショナルセンターとして北海道白老町に整備される予定の「民族共生象徴空間」の整備、取組等の基本的方向性を示すため、平成24年7月、アイヌ関係省庁連絡会議申し合わせとして策定されましたが、これまでの政府における検討及びアイヌ政策推進会議における議論を反映させるため、改定することとなりました。

 最初、この文書を作成したお役人が暑さ呆けか何かで会議名称を入力し損なったのかと思ったのだが、先に言及したことのある事務次官の集まりというものの名称が、太字にしたものになったみたいだ。読者の皆さん、ちゃんと覚えておきましょう。この会議の設立経緯や権能に関する文書は、どこに公開されているのだろう。
 それにしても、次から次へと似た名称の会議ができるものだな。次に出て来る会議は、「アイヌ全国政策推進会議」、「アイヌ全国総合政策推進会議」、そして「アイヌ全国津々浦々政策推進会議」、それからそれに対応して、「アイヌ全国津々浦々総合包括的政策推進会議」、等々か。
 あー、暑いのに、ムダな時間を費やしてしまった。こんなことをしている場合じゃないのに!

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