AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

先住民族への謝罪(カナダとニュージーランド)

☆カナ

 2008年6月11日(日本の国会決議から時差を考慮して6日後)、S. ハーパー首相が、寄宿学校制度(Indian Residential School System)と同化政策への政府の関与に対して謝罪した。
Canadian Federal Government Apology to First Nations posted by School District 27 Residential Schools and Reconciliation.

 前半は上の動画と重複しているが、5:00~ハーパー首相の謝罪への反応。8:44~ゴルバチョフ時代のソ連イヌイットとの交流などに貢献したICCのメアリー サイモンさん(画面の静止画)が登場している。
Canada apologizes for residential school system posted by Canuck Politics.

 カナダ略史とインディアン学校教育制度。
Canadian History and the Indian Residential School System posted by School District 27 Residential Schools and Reconciliation.

 インディアン寄宿学校を扱ったより詳しいドキュメンタリー映画(2006年に複数のドキュメンタリー映画賞を授賞している)。
UNREPENTANT: Canada's Residential Schools Documentary posted by Independent_Documentary.

 カナダ政府の「謝罪の日(The Day of the Apology)」のサイト


ニュージーランドの「150年」

 ニュージーランド政府(the Crown)のマオリに対する謝罪は1995年に行なわれているが、国連の特別報告者、ジム アナヤ氏が2010年の報告書で、不完全ではあるが「先住諸民族の過去と現在の苦情に取り組む努力の、世界で最も重要な事例の一つ」と評したニュージーランド政府とマオリの諸トライブとの今日の交渉においても、過去の残虐行為や土地収奪、強制的な移住などに対する謝罪や賠償が行われてきている。あまり映像はなさそうであるが、下のは、2015年3月27日公開の、土地収奪と転住に対する謝罪のニュース映像である。また、同年3月16日のThe Japan Times"New Zealand confronts violent past, empowering, paying Maori victims"という記事を載せている。

Ngāruahine receives Crown apology in Hokitika posted by Te Karere TVNZ.

P.S.:2004年7月25日のニュージーランド首相、ヘレン クラークの謝罪記事PM Makes Formal Apology to Te Uri O Hau