AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

上の写真:ジュネーヴのサン-ピエール大聖堂からレマン湖を望む。

カナダのスパイ機関、スタンディング ロックを監視+忍法雲隠れ

 先日言及した『権力の失墜』の原題はShadow: Five Presidents and the Legacy of Watergate(影:5人の大統領とウォーターゲートの遺産)であり、邦題はかなりかけ離れたものとなっているのだが、その著者、ボブ・ウッドワード(Bob Woodward)は、いわずと知れた――今の若者にとってはそうでもないか?――ウォーターゲート事件の調査報道によってピュリツァー賞を受賞した一流のジャーナリストである。

 個人的には、特にカーター大統領とイランのアメリカ大使館人質事件やレーガン政権のイラン・コントラ事件の箇所を読みながら、当時を懐かしく追想したのであるが、その間にトランプ大統領がいきなりオバマ大統領による盗聴疑惑を持ち出したりして、今も事件の「影」がアメリカ政治を覆っているように思っていたら、太平洋のこちらでは、国家安全保障担当補佐官のポインデクスターや国家安全保障会議軍政部次長のノース中佐らが大統領や閣僚に極秘で行動していたイラン・コントラ事件とまではいかないかもしれないが、「日報」問題が怪しい展開になってきている。
 森友学園事件で出て来た自民党議員の名前が、かつての職場のスキャンダルに出て来た某建設会社と同名というのも、やけに気になっているのである。もう25年前か。

 さて、今夜注目した海外ニュースを2つ紹介しておく。1つは、ハワード ジン(Howard Zinn)のアメリカ史の古典、A People's History of the United Statesについてである。

 この本は2巻に分けて出版されているが、「民衆」にはかなり高すぎる!

 アメリカ南部のアーカンソー州で提出されたばかりの法案が、同州のすべての公立学校からハワード ジンが書いたか、彼について書いた書籍を追放しようとしているとのことである。そこで、同州の教育者や高校生たちと連帯して、ジン教育プロジェクト(Zinn Education Project)が同州で希望する教師にジンの著書と、その副読本とでも言える教師用の手引書であるBill BigelowのA People's History for the Classroomを贈るそうである。この提供は、個人や出版社からの寄付によって可能となっている。既に700人の中学・高校の教師と図書館司書からの要請が届いており、その数はさらに増え続けている。

 記事全文は、こちら。⇒"Hundreds of Arkansas Teachers Request Howard Zinn’s A People’s History"

 さてさて、最初は、ここから先だけを投稿するつもりだったのである!
 もう1つの話題は、カナダのVice Newsが取得した2本の機密報告書によると、カナダのスパイ機関がスタンディング ロックでの抗議(⇒水の保護)運動とサボタージュ活動を監視してきており、それらの活動がカナダへの意味合いを持つと考えているというものである。
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 遅くなり、疲れもしたので、記事の要約はヤメ。この記事の下にある気候変動に関する記事も一読の価値あり。
Canada’s spy agency was watching Standing Rock

 3月18日、どちらの集会でも、顔写真を撮りまくる人がいたら――いやいや、そういう目立つ行動はしないか――、要注意!!(国連の「先住民に関する作業部会」でも初期の頃は、CIA要員などの各国のスパイが忍び込んで写真を撮って回っていると、よく言われたものである。)そう言うと、こんなニュースも思い出す。⇒「森友学園 夫の制止振り切り!籠池氏の妻、職員撮影 現地調査打ち切り」産経新聞 3/9(木) 18:28配信

P.S.:出典は、こちらだけど、少し変えて次の「なぞなぞ認証」で使おうかな。これは、誰の発言でしょう。

「身を隠していなさい」と言われたから「それだったら隠そうか」と言って、ずっと雲隠れしていた。忍法で雲隠れしときなさいというのはどういうことかというと、「何も言うな、回答するな」ということです。

A:○×氏
B:○△氏

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