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AINU POLICY WATCH

――In Light of the U.N. Declaration on the Rights of Indigenous Peoples――

ちょっと一休み(木村二三夫/ボブ ディラン/アリス)

 なぞなぞではないが、標題の3人をつないで作文せよという課題が出たら、読者はどんなことを書くだろうか。あるいは、標題の3人とかけて何と解く?

 今夜はアメリカ北西部(太平洋岸北西部ではない)のインディアン トライブの条約とサケの漁業権に関するこの1カ月の間のニュースを4本読んでいたのだが、翻訳するのが面倒になって取り上げるのをやめた。

 ひと休みしたところで、先日読んだこのブログ記事を思い出した。平取の木村二三夫さんがFMピパウシでボブ ディランの言葉を取り上げて話をしたそうである。
 ディランと先住アメリカ人とのつながりについてはほとんど何も知らなかったので、ディランが先住アメリカ人の遺骸奪取について何か語ったことはないだろうかと思って検索してみた。Google検索で挙がってきた1ページ目しか見ていないが、残念ながら成果はなかった。
 しかし、「ブルースの歴史における先住アメリカ人の影響」(Native American Influence in the History of the Blues)という興味深い記事を拾うことができた。(但し、とても長いので、まだ全文を読んではいない。)
 話をディランに戻すと、彼は、1975-76年に"Rolling Thunder Revue"と銘打ったコンサートツアーを行っている。"Rolling Thunder"をツアー名に選んだ理由には、その名を持つメディスンマンに因んだという説と米空軍の作戦名に因んだと主張する説があるようだが、ディラン本人によれば、どちらも違うと、このページには書いてある。
 しかし、こちらの解説の脚注4には、このように書いてある。

シェルトンによれば、ディランは、ツアーを「ローリング サンダー」と名付けて、「誰かが彼に、先住アメリカ人にとって、ローリング サンダーとは真実を語るという意味だと告げた際に嬉しそうにしていた」。ローリング サンダーという名のチェロキーのメディスンマンが、ロードアイランド州プロヴィデンスのステージに登場した・・・。

 上に書いたように、Rolling Thunderの伝統名は「真実を語る」という意味だそうである。下に示す出典から引用する。

・・・彼は、先住アメリカ人についての時には恐ろしく、時には楽観的であるが、常に彼の本当の信念を表すメッセージを提供する。このトライブのヒーラー(癒し人)の現実についてのビジョンは、彼の人々の悲劇的な過去と彼・彼女たちの大地との密接な関係、今日とても多くの人々が憧れるもっと簡素で、大地に戻る生活スタイルのためのインスピレーションを与える人類とその環境との特別な親戚関係に基づいている。・・・・

Rolling Thunder: Native American Medicine Man.

 そして最後に、アリスの「冬の稲妻」である。
メドレー ジョニーの子守唄~冬の稲妻~今はもうだれも~涙の誓い~今はもうだれも(Live ver.) / アリス posted by PolystarTube.

 2曲目だけの投稿動画もあったが、私は個人的に「ジョニーの子守唄」が蘇らせてくれる思い出があり、この曲が一番好きなのでこの動画を借りた。

 よって、3人をつなぐ解は、「ローリング サンダー」であった!

P.S."You're Rolling Thunder"

 アリスの谷村新司氏がそう意図したとは思わないが、「ローリング サンダー」を実在する「真実を語る人」と解すれば、歌詞から少し違ったイメージも湧いてくる。(敢えて、それは言葉にしない。)

あなたは稲妻のように 私の心を引き裂いた
蒼ざめた心ふるわせて 立ちつくす 一人立ちつくす
You're Rollin' Thunder 突然すぎた
You're Rollin' Thunder 別れの言葉
忘れない あなたが残していった 傷跡だけは